転職サイトのランキング オリコン満足度

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2019年のオリコン顧客満足度転職サイトランキングが発表されました。

ランキング1位は

en tenshoku

エン転職が2年連続1位。

テレビコマーシャルでもよく見ます。
「顧客満足度1位」ってやってますね。

評価項目は『登録のしやすさ』『情報量・わかりやすさ』『検索のしやすさ』『検索結果』『サイトの使いやすさ』以上5項目。

エン転職はそのうちの『登録のしやすさ』『情報量・わかりやすさ』『サイトの使いやすさ』の3項目で1位。

残りの2項目『検索のしやすさ』『検索結果』で2位。

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総合2位は『検索のしやすさ』『検索結果』で1位となったdoda。

対象者別の『ハイクラス・ミドルクラス』でも1位はエン転職なんです。
個人的には、最近テレビコマーシャルでもよく見るビズリーチかなと思ったらビズリーチは5位。

求人件数ではおそらく1位のリクナビは総合4位。

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年収600万円以上のビジネスマン向け転職サイトというか、ヘッドハンターとか転職エージェントとのマッチングサイトのビズリーチが5位。

エン転職が選ばれている理由

転職サイトは自分で求人情報を検索するので、もちろんオリコン満足度の評価項目にもある『検索のしやすさ』は重要ですが、そもそも求人情報がどれくらいあるのかという『情報量』が最重要です。

多少、『検索のしやすさ』が悪くても、『検索結果』が見にくかったり、的確にマッチしてなかったとしても許容範囲です。

そこでランキング上位の転職サイトの求人件数を調べてみました。

エン転職の求人件数は大手3社の次ぐ4位

1位のエン転職は約6千件強。うち新着求人約1500件。25%が新着求人。
2位のdodaは約8万件。エン転職の13倍です。うち新着求人約1万件。12.5%が新着求人。
3位のマイナビ転職は約2万件。うち新着求人約3千件。15%が新着求人。
4位のリクナビは4万件強。うち新着求人約6千件。15%が新着求人。

新着求人の比率でもエン転職が1位。
新着求人件数はdodaが1万件で1位。

dodaが圧倒的な求人件数となっているのには、実は理由があります。
運営するパーソルは、転職エージェントサービスもあって、別会社にしているリクルートグループと違い、dodaには転職求人サイトの求人と転職エージェントサービスの求人の両方を掲載しているのです。

例えば

システムエンジニア・福岡県で検索すると約500件ヒットします。
でも検索結果を見てみると、100件目くらいから『エージェントサービス』の求人になるんです。

つまり、dodaの求人サイトとしての求人件数は単純計算で5分の1。
8万件の5分の1だと1万6000件くらいが求人サイトの求人となります。

そういう計算を根拠とすると求人件数で見た転職サイト大手は

1位 リクナビ 4万件

2位 マイナビ 2万件

3位 doda        1万6千件

となります。

エン転職は独自求人が80%

転職サイトは各社自社の営業マンあるいは、提携企業が兼業で契約する転職サイトが拾ってきた求人を扱っています。

総合2位のマイナビ転職は独自求人が約80%。
エン転職と同じくらいの比率です。

総合4位、実質求人件数1位のリクナビが85%。
dodaは独自求人については数字を公表していないようです。

大手各社それぞれ独自求人は80%以上と謳っています。
ホントなの?
って思いますが、この数字は結構重要な転職サイトの質を決める要素だと思います。

エン転職は各社、各求人票ごとに求人企業に取材した担当者の顔と名前、コメントを紹介

これはエン転職がかなり以前、おそらくサービス開始初期からの方針だと思います。

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求人情報の最上部にこのような紹介があるんです。

まるで農産物の生産者の名前を出して、商品の安全性をアピールするような感じです。

転職する側からしたら誰がこの求人企業に取材したとか、求人票を作成したとか関係ない、と思うけど、別にこの業界で有名なライターというわけでもないし。

更には、取材者の個人的な意見もあったりします。

en coment

求人票の分かりやすさとか必要な情報が織り込まれているかなどは、確かに取材者の力量でかなり違った出来になると思います。

ここであらためてオリコン満足度の結果から『情報量・わかりやすさ』という項目のランキングを確認します。

エン転職は1位です。

情報量としては、4万件のリクナビの5分の1です。

それでも『わかりやすさ』で圧倒的な評価を得ているのでしょう。
そしてエン転職がめざす『世界一信頼性の高い求人情報』というコンセプトも評価されているのでしょう。

後発企業ならではのコンセプトでエン転職が転職者から選ばれ続けて総合満足度2年連続1位を獲得

繰り返すけど、エン転職はリクナビの求人件数の5分の1です。
10年前の数字を記録してはいないけど、エン転職が求人件数で大手3社より多かったことはないと思います。
リクルートのように代理店を増やして、自社の営業マンを減らして人件費を削減して利益率を改善し、業界のトップランナーならではの強気な料金設定で企業に提案することはできない後発企業ならではの『信頼性』に注力した転職サイトが評価されているんです。

とは言え、そもそも自分が応募したい求人情報が見つからないと、その転職サイトを高い評価にするとは思えないんで、調査に協力した人は、恐らく対象の転職サイトを利用して応募したことがある人だけが回答しているのでしょう。

例えば、リクナビではいくつかの求人情報に応募したけど、エン転職では応募したい求人がなかった、だからエン転職の評価は低く、利用できたリクナビを高く評価した、という人も結構いるのでは、と個人的には思うのですが。